四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2018年1月22日
ヤギ飼育日誌5 〜除草出張〜

富山地区担当の原田です。

 

ついに!

草食隊が、その名に恥じぬ仕事をする時が来ました!!

 

四万十市の広報で表紙を飾った昨年8月から少しずつ問い合わせをもらうようになり

 

「草刈りに機械を使うのが怖くて、人に頼むよりヤギにやってもらう方が面白そう」

というお客様が登場!

 

すぐにでも出張させてみたいと思いつつも冷静に出張中のヤギの暮らしを考え、雨をしのげる小屋を、

それも今後何度も使えるような組み立て式で持ち運べるものが欲しい。

 

廃材で作ろう!!!

 

・・・と意気込んでみたものの、

 

ヤギの体重や好奇心に耐えうる強度でしかも持ち運べるもの・・・。

 

考えるだけで、何も進まない日々が続き、

 

ヤバい!

 

このままじゃこのプロジェクト自体がパ~になってしまう~

 

と密かに焦っていました。

 

助け舟は協力隊仲間からでした。

 

後川・大川筋地区で活動している大寺隊員は木材の端材やかんなクズを活用する取り組み(shimanto art club)をしている関係で、

「こんな大工さんがいるよ~」

と協力してくれそうな人を紹介してくれました。

 

紹介して頂いたのは西土佐で「ぽっぽ栗」の看板で焼き栗の販売もしている田辺さん

 

ご自分の技術でどんなことができるか日々挑戦し、前進し続けるとてもユーモアと愛嬌に溢れた大工さんでした。

 

田辺さんの作品を一部ご紹介

 

ヤギ小屋の相談にも快く応じてくださり、なんとか小屋が完成!

 

 

やっとこさ、出張除草の準備が整った頃にはもう12月!

飼育地に陽が差さない日が続いたり、霜が降りて足元がずっとジメジメしたり、私の年末の帰省の予定もあったり。

 

出張先は幸いにも海寄りの暖かい地域で、陽当たりもよく、すぐには除草が終わらなさそうな豊富な草!

 

飼育側の困りごとも解決してくれる願ったり叶ったりの好条件でした。

 

いよいよ出張開始!

 

出張小屋は分解すれば、輸送部屋にもなるのです。

 

ゆっくり走っていると後ろの車の人がニコニコ笑いながら追い抜いていきます。

 

道路でも癒しを提供する草食隊でした。

 

さあ、出張先に到着!!

 

食べ物がたくさんあるね~よかったね~

 

 

新居も気に入ってくれました。

 

 

ここで20日間ほどお仕事をして、というよりお世話をしてもらい、

 

新年に様子を見に行くと・・・

 

 

おお~~

だいぶ草がない!

残る草は気に入らないのか、脱走して外の草を食べ始めているではないか!

 

依頼人さんからは

「これだけ減れば、あとは自分で手刈りができます。」

と除草のお仕事は合格を頂きました。

 

ありがとうございます。

 

さらに頂いた感想は

 

ヤギがとても可愛くて、お世話するために生活にメリハリができた。

大変な部分もあったけど、それ以上に癒された

ご近所さんが何かと気にかけてくれて仲良くなるキッカケにもなった。

 

と、除草以外の部分でも依頼人さんに満足頂けた上に、地域ぐるみで可愛がってもらえたようでした。

 

引き上げに行った日もヤギに会いに来た子供たちや、いつも野菜くずをくれていたおばあちゃんが寂し気に「また来てね」とお見送りに来てくれました。

 

今回の出張では

 

「耕作放棄地対策に、穏やかな人の輪を紡ぐために」

 

という草食隊のサブタイトルをそのままなぞるような内容となり、一緒にお世話をしている富山地区の草食隊メンバーの自信にもつながり、新年からまた大きなビジョンを持って活動を頑張ろうと盛り上がりました。

 

とても良い機会を頂けて、依頼人さんには感謝でいっぱいです。

 

次の出張は、ふれあいヤギとして地域のお祭りに参加します!

 

 

市街地中村から車で20分程度の富山地区のお街「大用(おおゆう)」です。

多くの方のご来場をお待ちしてま〜す。