四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

− 四万十市地域おこし協力隊とは? −


四万十市では、平成24年から地域おこし協力隊を導入しています。

− 活動内容 −

フリーミッション型

それぞれの担当地域で、地域行事のお手伝いやにぎわいの場づくりなど、地域のニーズに応える形で活動を行っています。また、地域のために自分ができることを考え、持ち前の技術を活かして活動する隊員もいます。

ミッション型

平成28年度から、道の駅「よって西土佐」を拠点に活動する協力隊が2名着任し、商品開発やデザイン業務を主として活動を行っています。平成29年度11月からは鮎市場にて活動する隊員も1名着任しました。


フリーミッション型・ミッション型ともに、任期終了に向け定住に繋がる活動も併せて行っています。

− フリーミッション型の活動内容 −

地域振興
後川地区・大川筋地区(中村エリア)

後川地区は四万十市の中心市街地から車で約10分~30分北部へ入った地域で10集落で構成されており人口は1603人、高齢化率は41%です。大川筋地区は中心市街地から車で15分~30分北部へ入った四万十川流域に位置し9集落で構成されており、人口は685人、高齢化率は49%です。大川筋地区は観光客も多く、観光シーズンになると屋形船やカヌー、キャンプで多くの観光客が訪れる地域です。

担当…

#後川#大川筋

大川筋地域 こども教室で育成したひょうたん

昔ながらの、食育教室を地域住民から子供たちに

居住区、板ノ川のひまわり

夏祭りにてみんなで太鼓

富山地区(中村エリア)

富山地区は四万十市の中心市街地から車で約20 分~60 分北東部へ入った中山間地域で、四万十川の支流である後川の中流から上流にかけて11集落で構成されています。人口は806人、高齢化率48%の地域です。富山という名前のとおりかつては林業が盛んな地域でしたが、現在では農林業の衰退等により人口流出や後継者不足の課題があります。その一方で小さいながらもいくつかの集落で地域の活性化に向けた取り組みもあります。主に農作物の加工品作り、外販への取り組み、炭作り、地域活性化の検討会の開催など住民グループで活動しています。

担当…原田隊員

#富山

「東富山を守る会 総会」3地区が共同で結成している地域活動団体

「炭焼き」炭焼き体験を受け入れている方のところで炭焼き修行と体験受け入れのサポート

「活性化協議会」地区の困りごとに気づき、自分たちで解決する方法を探る活性化協議会

「とみやま酒米生産部」地元酒蔵と共に生産している清酒「とみやま」の酒米収穫

大宮・目黒川流域(西土佐エリア)

大宮地域は、大宮上、大宮中、大宮下の3集落からなる人口282人、高齢化率50%の地域です。旧西土佐村内では広い農地を持ち、かつては「大宮米」の産地として知られていました。農協の撤退後の店舗を大宮産業として住民で維持し、更に住民組織「大宮地域振興協議会」を立ち上げ地域振興に取組んでいます。

担当…秦隊員岡林隊員

#大宮#目黒川流域

旧・大宮小学校グラウンドからの風景

目黒川流域・須﨑地区の風景

目黒川

目黒川流域・薮ケ市地区にあるリメイク時計

黒尊川流域(西土佐エリア)

黒尊川は四万十川の支流の中で最も水のきれいな川と言われています。黒尊川沿いに、奥屋内上、奥屋内下、玖木、口屋内の4集落があります。4集落の人口は248人、高齢化率は69%と市内でも最も高齢化が進んでいる地域でもあります。(平成29年11月現在)

担当…高濱隊員

#黒尊川流域

黒尊の美しい自然

黒尊渓谷の紅葉

樹齢500年以上の杉の木がある黒尊神社

秋に行われる黒尊むらまつり

協力隊新聞の発行

フリーミッション型の協力隊員が平成24年10月から製作・発行している新聞です。現在は基本的に年6回(2、4、6、8、10、12月)のペースで、協力隊の活動内容などをお知らせしています。地域の回覧で配布するほか、以下の場所にバックンナンバーを設置しています。
【中村地域】後川郵便局、富山郵便局、蕨岡郵便局、西土佐中央公民館、中村駅、安並体育館、喫茶坂、伊与田商店、ふぉーれすと、高知トヨタ中村店、協力隊事務所
【西土佐地域】西土佐総合支所、ストローベイル山間屋、カヌー館、西土佐診療所、愛美容室、口屋内ハイタカ市、旧口屋内小学校、Caféえっころ

担当…秦隊員原田隊員高濱隊員岡林隊員

#協力隊新聞    

協力隊新聞作成中

施設の掲示板

地域の人々に読んでもらってます

バックナンバー

ひがしやま作り

「ひがしやま」は幡多地域に伝わる伝統的な干し芋で、通常の芋ではなくニンジン芋と呼ばれる赤くて柔らかい芋を材料としています。伝統の食文化の継承として、平成27年度からフリーミッション型の協力隊員がニンジン芋を植付・収穫し、毎年「ひがしやま」を作っています。

担当…秦隊員原田隊員高濱隊員

#ひがしやま    

植え付けたニンジン芋

一緒に植えた紅あずまを収穫

ニンジン芋の皮を厚めに剥く作業

干して乾かします

地域おこし草食隊

地元有志と共に、遊休農地でのヤギ飼育に挑戦。交流促進と休耕地管理を図る。 イベントや介護施設への出張で動物セラピーを行いながらやぎ達が少しでも快適に過ごせるよう世話をしている。

担当…原田隊員

#地域おこし草食隊    

飼育場所の準備の光景

出張先の老人福祉施設にて

ヤギの草食活動風景

当初のヤギ達の様子

地域おこし音楽隊!?

楽器の演奏経験のある隊員が地域行事などの際に、依頼を受けて演奏しています。これまでに西土佐地域で敬老会への出演や老人ホームで慰問演奏を行いました。珍しいマトリョミンという楽器や沖縄の三線など普段触れることの少ない楽器とも親しんでもらえる機会を作っています。

担当…高濱隊員秦隊員

   

地域の人も踊りで飛び入り参加

演奏前に協力隊の活動内容などを紹介

地域の敬老会でマトリョミンとキーボードの演奏

施設の敬老会で三線など演奏

移住エッセイ漫画執筆・絵手紙教室・イラスト製作・サロン活動

ペンネーム「ひがしやまのりこ」の名前で、地域おこし協力隊に着任してからの日々をエッセイ漫画にし、fbページで発表。 その他、地域行事のチラシ製作や、盆踊りのうちわイラスト、西土佐で生産が盛んなベイナスのTシャツデザインなど、得意分野を生かして活動中。
また月に一度、大宮「いちいの郷」にて、絵手紙教室を開催し、地域の人々の交流の場作りにも取り組んでいます。 平成30年度は、休校中の小学校校舎を利用して、「ぬり絵サロン」を新たに開催予定。

担当…秦隊員

#ひがしやまのりこ    

月二回更新しているエッセイ漫画

「西土佐べいなす部会」オリジナルTシャツ

サロンで専門学校時代のイラストを展示

絵手紙教室の生徒さんの作品

ゆるのん体操で高齢者の健康づくり

自分でできるリンパケアの手技を高齢者でも簡単にできる健康体操にアレンジして、地域の集まりなどでお伝えしています。体を動かすというよりも、動かしやすい体を作ることを目的とした“やさしいケア”です。怪我や病気の予防にもなります。みなさんが“健康自慢”ができるようになればいいな、という思いからはじめた活動です。

担当…高濱隊員

#ゆるのん体操    

健康の集いでゆるのん体操をやっている様子

撫で方をレクチャーする

膝が痛い時は?と聞かれてレクチャー

敬老会でみんなでゆるのん体操

黒尊川の情報発信(紅葉情報・黒尊川マップ)

紅葉の景勝地として有名な黒尊渓谷の紅葉の様子をブログやインスタグラムで紹介している。また、黒尊川探索と称して、黒尊川沿いにある遊歩道をめぐり、google map上に紹介マップを作成。ブログでも紹介している。

担当…高濱隊員

#黒尊川遊歩道  #黒尊川紅葉情報  

黒尊渓谷の紅葉の色づき具合についてTV取材を受ける

神殿橋から見る黒尊川と紅葉の様子

黒尊川探索のついでにゴミ拾い

黒尊川の遊歩道を探索中

− ミッション型の活動内容 −

道の駅「よって西土佐」

道の駅「よって西土佐」は、西土佐地域の日常にクローズアップした住民の総合力で運営する道の駅です。

道の駅「よって西土佐」は四万十市の北部、西土佐地域に四万十市初の道の駅として平成28年3月31日プレオープン、4月10日にグランドオープンしました。道の駅「よって西土佐」はあらゆる「てんねん」をコンセプトに、毎日採れだちの野菜や手づくりの加工品が西土佐の各地から集まる水々しい市場、西土佐の毎日の旬の食卓を再現した西土佐食堂、地元素材のハンドメイドのケーキ屋さんのストローベイルSANKANYA、店頭で天然アユの塩焼きを提供する道の駅としては日本でここにしかない鮎市場など、西土佐の人と素材の総合力がぎゅっと詰まった場所となっています。道の駅「よって西土佐」はすべての方々が西土佐地域の日常のユタカサにクローズアップすることで、新しい価値観を発見する道の駅です。

  1. 地場産品(農産物等)を活かした商品開発業務。実際の加工販売
    担当…村田隊員
  2. 地元デザイナーと連携し、道の駅のコンセプトに合致したデザイン業務。WEB等による情報発信業務
    担当…松井隊員
  3. アユ市場を拠点として、四万十川本流及び支流で生息する生きものを活用した商品開発業務。四万十川本流及び支流での伝統漁法の保存継承活動  #鮎市場
    担当…丸石隊員

賑わいのある道の駅「よって西土佐」

鮎市場-四万十川のツガニ

よって西土佐-食堂

よって西土佐-食堂