四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2016年4月22日
くろそん手帖の展覧会in奥屋内の報告

15日~18日旧奥屋内小学校体育館でのこの展覧会の開催は3回目になります。

奥屋内の体育館が、くろそん手帖の会の方々の手によって素敵な展覧会会場に変身します。ここでは毎年地域の方々が観に来てくれて、その時に山茶を飲みながら、いろんなお話を伺う場にもなっています。

去年のこの展覧会でみなさんに教えて頂いた淵の名前やお話を元に調査された川の瀬、淵の報告書の一部が、今年展示されました。

くろそん手帖の展示は、14点。四万十学舎の引率で参加した小学生の作品には、森と川、水の勉強したことが書いてありました。その他にも出会った生き物の絵が描いてあったり、思わず微笑むような、楽しい作品いっぱいでした。

今年は、私(園木)が地域の森林軌道があった頃を知っている方々にお話を伺い、写真や昔の林業の道具等も展示させていただきました。

ここに来てもう少しで3年経ちますが、今の道路に線路が挽かれていて、機関車やトロッコが走っていたこと、そのトロッコで木材や炭を運んでいたお話を聞いていて、想像していました。その情景が浮かんでくるような楽しいお話をたくさん聴けました。それに写真が加わりました。(昔の校舎等の写真も含め、83枚の写真展示)話に花が開き、新たな発見や貴重な聞き取りできました。

                                             
また同じ流域に暮らしていても久しぶりに会えた方達もいたようで、ワイワイ楽しい会場になりました。ご協力頂いた方々にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。昔のことの聞き取りは、とても面白かったです。

今回の展示までに、時間が足りなく、まだお話をお聞き出来てない方もいるので、また突然訪問させてもらいます。

くろそん手帖の賞状はこんな感じで、ひとつひとつ違い、みんなに賞の名前がつくのです。

今年も地域の方々がいっぱい来てくれました。

またとても遠い所から来てくれた2名様。

ご来場ありがとうございました。

(園木)