四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2016年6月23日
【隊員活動取材】園木隊員、炭焼き修行中         ~第1話~

こんにちは。西土佐情報発信担当の小森です。

西土佐は黒尊川流域で活動中の園木 華 隊員が今年の7月末で協力隊の任期を終えます。

彼女がこれまで活動してきた内容はとっても興味深く、私自身もやってみたいことばかり。色々あるのですが、今回はそのうちの一つ、「炭焼き」について書きます。

情報発信担当の私は「取材」と称して、たいてい一緒に体験させてもらうことにしています。

ということで、今回は炭焼き!

私の感想混ぜつつ全2回シリーズでご紹介させていただきます。

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(園木)奥屋内下の共同窯をお借りして炭焼きを教わって、今回で5回目。

地域の人たちが「炭焼きならこの人!」というK先生に教わっています。

自分で判断できるように、今回は、情報発信も兼ね、炭焼きが初めての小森隊員と自分だけでやってみました。

 

6月10日(金)

(園木)原木入れ。

私がチエーンソーで切り、小森隊員には窯の中に入ってもらって、入れ方を説明して並べてもらう。

めちゃ暑い日でチエーンソーもきついが、中の小森隊員も大変だったと思うけど、真剣に取り組んでくれています。

見よ、この真剣な顔。

原木入れ

(小森)原木の並べ方もちゃんと考えてやらないと、炭の出来上がりに大きく影響するそうで、それはそれは真剣にやりました。

「なかなか綺麗に並べてるね~」と言われ、調子に乗る。

最後は華ちゃんにやってもらい、こんな感じで入口までいっぱいに。

原木入れ完了

 

(園木)入口を閉めます。

(小森)炭小屋の近くに流れている沢へ行き、綺麗なお水を汲んできて、赤土を練る。固まった土を砕くために樫の切れ端でゴンゴンつぶす。げ、原始的!

「これが一番良いのよ~」と、華ちゃん。

こういうことにキュンキュンしてしまう私。子供の頃の遊びみたいで楽しいよね、なんて二人で話しながらゴンゴン。。。

赤土を原始的に砕く

(園木)練った赤土を勢いよく投げてレンガにつけて閉じます。これをやると小森隊員が笑うんです。。。

でも、小森隊員にやってもらうと、「うまい!」と自画自賛しています。

しばらくやってもらうと、「グラグラ~~~」。

 

(小森)動画、後半部分、特に注意して見てみて下さい。

 

(園木)少しやり直して入口のフタができました。

入口のふた完成

(小森)うー、上手いと思ったけど、やっぱりそんな簡単にはいかない。

華ちゃんがやり直してくれたら、がっちり動かなかった。

 

 (園木)焚き口に火を入れる。

火を入れる1 火を入れる2

  (園木)窯の中の原木に火がつくまでくべるが、失敗。

 

6月11日(土)

(園木)朝、火が消えている。

タイミングが分かっていない証拠だけど、失敗して覚えるのだ。

夕方また焚き口に火を入れ、2時間おきくらいに薪と煙の状態を確認しに行く。

夜10:30頃、「煙がすーっと集落のほうへぬんできて、ツンとした匂いがしたら、ついている。」という先生の言葉を思い出しながら、これで良し、と思い、安心して寝に帰る。

火の確認

 

6月12日(日)

(園木)朝、炭小屋へ確認に。今度は無事につきました。

 おおもえ

(園木)何度も煙の色など、状態を確認しに行き、焚き口を閉めるタイミングをはかります。

 

6月14日(火)

(園木)朝7時半、煙がこのような状態になったら、そろそろ焚き口と煙突を閉じる準備。

小森隊員を呼びました。

煙ほぼ無し

 

この続きは、また次回・・・。