四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2018年1月11日
四万十川の天然流木はいかがですかぁ?!

こんにちは。

今回は,私の活動内容である商品開発について紹介します!

いろいろやろうとしているところなんですが・・・

 

まずは,流木編。

 

四万十に来て1ヶ月。

慣れてきたぞ,よしよしよし。

そろそろ,四万十川に触れてみたい。

そうだ,四万十川へ行こう!

わたしは家の前の四万十川へ降りて行った。

 

 

おいおいおいおい

なんじゃこりゃ。

めっちゃきれい。

なにがきれいかって

川原がきれい。

石が丸っこくて。親近感。

そこにたゆたゆと流れる

四万十川。

ただただ壮観な景色でした。

 

 

我に返って・・・

任務として

四万十川流域の生きものを使った商品開発

というものがあった。

ちょうど,ワークショップに出品するものを考える機会がありまして。

水棲生物もいいけど

四万十川全体でみれないかな・・・

と思いました。

 

石はどう!?

あの丸っこさはほっておけんよ!

師匠が「石は川からとってきちゃいかんがよ~」と。

そうなんですね・・・

そしたら・・・

風景を思い浮かべて・・・

あ,流木があるじゃないか。

四万十川天然流木。

すごく響きが良いではないですか。

それから,わたしは川原に降りて流木を拾い始めました。

 

鮎市場のお姉様方からは

「えー薪やねぇ~。持って帰って風呂につかってもええがか?」

そうですよね,薪風呂ですもんね。乾燥してて最高な薪ね。

「また,ゴミ拾ってからに。捨てといちゃろか?」

すいません。こんなもん拾ってきて。

そんな感じです。笑

 

わたしは流木を鮎市場の鍋で煮ます。煮沸消毒です。

ついに,鮎市場は木を煮るようになった。

案外,いい匂いなんです,これが!

ヒノキ風呂気分。

飲んでみたんですけど,イケルやないか。

 

煮沸のあとは天日干し。

仕上げは,ヤスリで磨きます。

お姉様方,熟練川漁師さんに手伝っていただきました。

ありがとうございます。

 

大きい流木はアクアリウムに使う

と聞いて

鮎市場にある水槽に

流木をとりあえず入れてみることに。

だがしかし,これ,沈めるの難しすぎ!!!

悪戦苦闘,いろいろやってると

あ,はしごみたい。

はしごのオブジェでいいんじゃないか。

フナもいるし。

命名「人間になりたいフナのハシゴ」。

この意味を書くと長くなるので割愛。笑

ん~いまいち・・・

もっとかっこよくできんかな・・・

修行します。

 

そんな中,年末が迫っていて

思いついたのが門松!!!

そういえば,川にも竹があった。

よし,できる!ということで

わたしは川へ竹を切りに行きました。

切って,削って,くっつけて,結んで・・・

そして,できました。

 

1個売れました!

ほんまに嬉しかった!

残りは年末に来てくれたお客さんや周りの人にプレゼント。

喜んでくれてよかった。

 

この時期は,川が穏やかで

今,川原に流木はほとんどありません。

そんな川原をふらふらと歩いて

面白い流木や

ちょうどいい流木に出会えると嬉しい。

最初は大きな木が,

四万十川の流れで

小さく丸くなったり不思議な形になったり

見てて面白い。

四万十川の流れを見てるような気分。

その雰囲気を大事にしていきたいな。

 

今後は,アクアリウムに売れるような流木を目指します!

まずは,今あるもので「商品化」できるように

いろいろやってみます!

次は,バレンタインに向けてかな・・・