富山地区担当の原田です。
前編
は炭にする原木を調達するところまでご紹介
中編の今回は炭窯に火入れをするところまで~
窯を蒸すところからは
後編
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ステップ3
~原木を炭窯にくべる~
炭窯の前に用意した原木、軽トラ3杯分!!
まずは一番奥の煙突の前
空気の通り道になるので、細い木で隙間をあけながら
あとはなるべく垂直に、隙間が無いように、天井ギリギリまで
高さ1m弱の窯の中、座って木をくべていきます。
外からドンドン木を入れてもらうのですが、
「長い!もっとみぞいの!」
「みぞい!もうちょい長いの!」
「こう曲がったようながないか?」
隙間を作らないように立体パズルさながらの連携作業
あんまりチンタラしていると身動きが取れない状況に
「じい疲れたでしょ?まあ休みなよ」
と優しく言うのは中でアップアップしているから
ばあが
「インターネットで知ったか知らん、親戚から連絡が来てよ~」
と嬉しそうに話してます。
「この作業も写真撮るがじゃろ?どれ貸してみんよ」
ということで、これ以降の私の映る写真は、
師匠のじいとばあが不慣れなスマホで連写しながら取ってくれました
記念すべき1枚目・・・。
ありがとう、ばあ!!
入口いっぱいまで入りました!
ステップ4
~窯口をふさぐ~
水で練った赤土と耐火煉瓦でふさぐ
内側に倒れないように
少しだけ手前に膨らませておく
ちょっと離れていた隙に師匠が扉を閉じてくれました。
先をこされた~!!
木の扉と煉瓦の隙間にサラサラの土を入れてしっかり密封!
窯に上がって、上から入れます。
この写真はじいの初ショット!
50枚連写してくれて上出来!
ありがとう~
ステップ5
~火入れ~
火入れ用の口から薪をボンボンたきつけます。
まだ焚口で薪が燃えているだけなので、煙はひょろひょろ
木が燃えているときって、初めから目に染みる煙ではないんです。
始めは木の水分が飛んでいくので水蒸気の方が多いそうで。
勢いのいい水蒸気になるまで、定期的に薪を足します。
その間、窯の前で、しいたけの植菌作業を手伝ったり
木工作業したりしながら待機
これは一昨年描いた、炭焼き体験用の説明イラスト
我ながら分かりやすい!
夕方7時頃、ようやく着火
水蒸気の勢いから中の原木に点火したのが分かります。
あとは原木が炭化しきって、
全部燃えてしまう前に空気を遮断します
ここからが正念場
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長くなるので、
後編へ
作業の忘備録的なブログにお付合い頂けたら幸いです。