四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2018年5月31日
後川地域の元気印

後川・大川筋地域担当の大寺です。

今回は、後川地域の元気印を紹介します!

 

後川地区出身で、高校卒業後は長野県で就学、その後は兵庫県や神奈川県で

お仕事をされて退職を機に四万十市へ帰って来られた野村さんです。

 

 

大寺「お名前と年齢を教えて下さい。」

 

野村さん「野村昌男です。昭和16年生まれ、76歳です。」

 

 

大寺「野村さんはいつ四万十市へ帰ってこられたんですか?」

 

野村さん「18歳までは中村で、そのあと大学で長野へ行って就職で姫路市に居たんだよ。」

 

 

大寺「そうですか。確か、太子町ですよね!」※大寺は姫路市出身です。

 

野村さん「そうそう。あなたと同じ姫路市ね。それから、本社のある神奈川に住んで定年まで。」

 

 

大寺「そうなんですね。いろんなところで暮らしていたんですね。ではなぜ戻って来られたんですか?やっぱり中村が良かったですか?」※四万十市は合併前は中村市でした。

 

野村さん「そうだね。何より、お袋が90歳近くになって面倒見たいなというのがあってね。戻って来て3年くらいは一緒にここで暮らしたよ。」

 

 

大寺「そうですか。昌男さんは日本各地、中村以外でも暮らして来られましたが、やっぱり他の土地と比べて中村はどうですか?」

 

野村さん「やっぱり自然が良いって、よく言われるけど僕は子供のころからここを知ってるからそんなには思わないんだけど。でも、都会は若い人が住むところだよね。お金を稼げる、若い人が暮らす場所。」

 

大寺「そうですね。私もそう思います。」

 

野村さん「ここは、金銭的に裕福ではなくても自分たちの食べる野菜を作ったり、散歩したり、晴耕雨読。気ままに暮らす場所だから。」

 

大寺「趣味は何かありますか?」

 

野村さん「最近は読書。そのほかに音楽鑑賞、囲碁、油絵かな。」

 

大寺「以前、登山のお話をされていましたよね?」

 

野村さん「そうそう。定年した年にヒマラヤに登ったんですよ。」

 

大寺「どうして登ろうと思ったんですか?」

 

野村さん「もう、こっち(中村)に帰ってくる決意をしてたからね。」

 

大寺「退職記念のご褒美ってことですね!」

 

野村「ははは。そういう事になるかな。」

 

 

大寺「では、質問を変えます。ここは絶対おすすめしたい!という場所などはありますか?」

 

野村さん「う~ん。(少し悩む)やっぱり、自分で建てたタニダコテージかな?ははは。」

 

大寺「そうですよね!ご自身のブログでも紹介されてますよね?」

 

野村さん「そうそう。たまに載せますよ。ログハウスマガジンにも載ったしね。以前は自分のホームページでコテージを載せていたんだけど、更新の頻度が落ちて更新の仕方が分からなくなっちゃってそれでブログに載せるようにしたんですよ。ちょっと見てみよう。(パソコンで見せてもらいました)」

 

大寺「そのログハウスマガジンはまだありますか?」

 

野村さん「うん。コテージにありますよ。後でどうぞ。」

 

 

~2010年5月号ログハウスマガジンという雑誌のP83から野村さんのコテージが掲載され ています。良かったらご覧下さい~

 

 

大寺「では、これからの後川地区はどんなふうになって欲しいですか?」

 

野村さん「やっぱり、若い人に増えて欲しいよね。ここは高齢化率が66%だからほとんど限界集落に近づいているんだよね。今回、あなた達が居なくなるから本当に残念。本当に。」

 

大寺「そうですよね。すみません。」

 

野村さん「まぁね、引っ越しても年に6回お祭りがあるし小学生とのひまわり交流もやってるし、いつでも来てください。」

 

大寺「ありがとうございます。」

 

野村さん「あとは、空き家が増えるからね。空き家の活用で滞在型観光の手助けをしたらいいよね。行政と連携して。そこは、あなたの役目なんじゃないかな。」

 

大寺「そうですね。私もそう考えています。」

 

野村さん「僕も、コテージで滞在してもらったり修学旅行生の受け入れをしているけど楽しいですよ。あなたも是非やってね。」

 

大寺「そうですね。落ち着いたら、やってみます。先ほど、若い人に来て欲しいとおっしゃってましたがどんな人に来てもらいたいですか?」

 

野村さん「そうだね。若い世代。子供が産める年代、かな。

まぁ年齢は関係ないけどやっぱりその年代の人に増えて欲しい。」

 

大寺「私も友達にアピールしてます。」

 

野村さん「うんうん。是非遊びに来て、気に入って住んでもらいたいね。でもそうなると仕事なんだよね。お米作りだけじゃ今は食べていけないから、何かスキルを持って自分で仕事ができる人ならいいね。」

 

大寺「なるほど。そうですね。」

 

野村さん「僕はいつまでできるか分からないから、若い世代に期待していますよ。」

 

 

コテージ

<コテージにて>

 

 

いかがでしたか?

 

野村さんはインタビュー中にもあったように、ブログで日々の出来事などを記されています。

良かったら覗いてみてください。

https://blog.goo.ne.jp/shimanto41_1941

 

 

さて、私事ですが5月末で退任のため今回が最後のブログ更新となってしまいました。

今まで見てくださってありがとうございました。

協力隊活動中に行ってきたshImanto art clubの活動は今後も続けていきます。

Facebookで情報発信も行っていますので、今後はそちらの方も覗いていただけたら

嬉しいです。https://www.facebook.com/40010art.club/