黒尊川流域担当の高濱です。
雨の日が続いていますがね。でももう夏はすぐそこ! 夏といえば川遊び!
先日、しまんと黒尊むらの会議で水質調査の結果報告がありましたが、四万十川本流やほかの支流と比べても、黒尊川の水の透明度は群を抜いていました。
そんな黒尊川沿いには口屋内、玖木、奥屋内下、奥屋内上の4つの集落があります。
今回は、私が3月まで住んでいた奥屋内上地区を紹介します!
奥屋内上地区はグーグルマップで見ると上と下が一緒に出てくるので、実際は森のコテージさんあたりからもうちょっと上あたりからが奥屋内上です。昔は奥屋内上地区の上流にもうひとつ黒尊という集落があったんですけど、今は奥屋内上と一緒になっています。山を越えると愛媛県。
ほとんどご夫婦2人暮らしだったり、高齢者の一人暮らし世帯も多い地域です。子供はゼロ。私が暮らしていたころは住民のなかで自分が最年少でした。
そんな現状ですが、5月に山茶作りイベントも行ったように、住んでいるおんちゃんおばちゃんはなんやかんや言いつつも元気です!
みんな集まってワイワイするのが好きなので、行事への参加率はかなり高い気がします。
サロンでの輪投げ
外して大爆笑!?
運動会での早飲みリレーはアルコールになると飲むのが本当に早い(笑)
玉入れだって本気です!
黒尊神社での夏祭り
祭りといったら出店が出る祭りくらいしか参加したことがなかったので、宮司さんがきて祈祷してくれるのが初めてみたときとても新鮮でした。
春祈祷
おんちゃんたちは山師だった人が多くて自分で小屋を建てたり家具を作ったり、なんでもやるし、一仕事のあとには必ずお酒(笑)
炭窯作りの途中での休憩
自分で作った小屋で宴会
おばちゃんたちは自分とこの畑で野菜はなんでも作るし、料理が上手で美味しいものをたっくさん作るのも食べるのも好き!
美味しいばら寿司はお手の物!
もちろん飲みます(笑)
奥屋内上に住んでいたころ、よく「さみしくない?」と聞かれましたが、見てのとおり賑やかで、全然さみしいことなんかありませんでした。
確かに町中に比べたら人は少ないですし、夜になったらシカの鳴き声くらいしか聞こえませんが(笑)
何かあれば(なくても)ご近所さんが声をかけてくれますし、多めに作ったご飯のおすそ分けをいただいたり、飲みに来いやーって気軽に誘ってもらったり、本当に人と人のつながりを密接に感じられます。
隣人の顔も知らないような都会のマンション暮らしのほうがよっぽどさみしいんじゃないかなぁ。
観光や川遊びで外から黒尊川を訪れる人が増える時期ですが、山や川だけじゃなくて、暮らしている人たちのこともちょっと知ってもらえたらな、と思ってご紹介してみました。