四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

2019年3月29日
くさあみ会

富山地区担当の原田です。

 

昨年夏に偶然が重なり始まった「くさあみ会」

前回記事はこちら「草編み会 発足!!」

一人1台ずつ編むための道具が必要なこともあり、しばらくは弟子たちで道具作りにいそしみました。

これは、しっかり編み上げるための重り「ツチノコ」

編むための台になる「コマセ」づくりの様子

木工が得意な地域のおんちゃんに協力してもらい、各自黙々と作業しました。

大人6人、世間話をしながら取り組む人、自分の作業に没頭している人、人の失敗を参考にしてより上手に仕上がらないか試行錯誤する人

半日では完成しなかったので、持ち帰り各自宿題に!

 

畚(フゴ)編みで最後必要になる「カギ針」

「カギ針」に名称はなくおばあちゃんたちは「こんげなもん」とか「なにやら」と呼んでいます。

鉄製の特注品をみんな持っているのですが、これは一般的な工具では作れなーい!

ということで、弟子たちで遠征して手作りしてきました。

協力していただいたのは、隣町の黒潮町で鉄工房を開いている西山さん

このライトセーバーのような炎で細い鉄の棒を熱して加工しました。

赤いうちに急いで金槌で叩く!!

ハンマーが結構重たい。。。

 

これが完成したかぎ針たち

みんな自分が作ったものには細やかな気になる部分があり、見分けがつくのでした。

 

やっと道具が出来たので、早速くさあみ会開催!

先生は野良作業大好きのタツコさんなので、雨の日でないとダメ。

集まれたのは地元の人も含め4人でした。

この日は半日しか時間が取れず、最後までは仕上がりませんでした。

参加した吉田さんは、はじめの部分を覚えられるように帰ってすぐにはじめからもう1つ作ったそうです。

でもやっぱりわからなくてタツコ先生のもとを訪ねていました。

嬉しい交流の始まりです。

 

田んぼの準備がそろそろ始まり、先生を捕まえるのが難しくなります。

完成までこのブログで紹介できますように・・・・。