富山地区担当の原田です。
昨年夏に偶然が重なり始まった「くさあみ会」
前回記事はこちら「草編み会 発足!!」
一人1台ずつ編むための道具が必要なこともあり、しばらくは弟子たちで道具作りにいそしみました。
これは、しっかり編み上げるための重り「ツチノコ」
編むための台になる「コマセ」づくりの様子
木工が得意な地域のおんちゃんに協力してもらい、各自黙々と作業しました。
大人6人、世間話をしながら取り組む人、自分の作業に没頭している人、人の失敗を参考にしてより上手に仕上がらないか試行錯誤する人
半日では完成しなかったので、持ち帰り各自宿題に!
畚(フゴ)編みで最後必要になる「カギ針」
「カギ針」に名称はなくおばあちゃんたちは「こんげなもん」とか「なにやら」と呼んでいます。
鉄製の特注品をみんな持っているのですが、これは一般的な工具では作れなーい!
ということで、弟子たちで遠征して手作りしてきました。
協力していただいたのは、隣町の黒潮町で鉄工房を開いている西山さん
このライトセーバーのような炎で細い鉄の棒を熱して加工しました。
赤いうちに急いで金槌で叩く!!
ハンマーが結構重たい。。。
これが完成したかぎ針たち
みんな自分が作ったものには細やかな気になる部分があり、見分けがつくのでした。
やっと道具が出来たので、早速くさあみ会開催!
先生は野良作業大好きのタツコさんなので、雨の日でないとダメ。
集まれたのは地元の人も含め4人でした。
この日は半日しか時間が取れず、最後までは仕上がりませんでした。
参加した吉田さんは、はじめの部分を覚えられるように帰ってすぐにはじめからもう1つ作ったそうです。
でもやっぱりわからなくてタツコ先生のもとを訪ねていました。
嬉しい交流の始まりです。
田んぼの準備がそろそろ始まり、先生を捕まえるのが難しくなります。
完成までこのブログで紹介できますように・・・・。