こんにちは、農林水産課ぶしゅかん振興・販路拡大ミッション担当の浜岡です。
農家さんに聞いたぶしゅかんを育てるための知恵をご紹介します。
ぶしゅかんは一度大きく丈夫に育てることができれば100年以上実を付け続ける果樹ですが、大きく丈夫に育てるために農家さん達の努力は尽きません💦
うさぎや鹿などはぶしゅかんの葉が大好きなんです…
幼木の時に葉を食べられると木は大きく育つことができません。
それを防ぐために、農家さんたちは鹿やイノシシ対策に柵を張ったり、ウサギ対策として「あんどん囲い」をします。
これがまた、大変なんです!!
柵を設置するのはすごく力がいる作業ですし、「あんどん囲い」はひとつひとつ木に取り付けなければならないので時間がかかります。
そんな大変な作業をしている農家さん達には頭が上がりません😔
今回お邪魔した農家さんも、
「うさぎが葉っぱをこじゃんとたべる!!」
「あの子(うさぎ)は見た目はかわいいがに、やることはかわいない…」
「うちのところは、イノシシが柵のところから穴掘って入ってきよるがよ」
などとても苦労しているのが分かりました😖
柵の穴が大きいとうさぎはすり抜けるので網を追加でつけたり、イノシシや鹿が柵を倒さないように柵を二重にしたり、猿が出る地域では電気柵などを付けたりと日々動物と知識比べをしていると教えてくれました。
日々何気なしに食べているぶしゅかんや、他の果樹、野菜などは農家さんたちの日々の努力で美味しく食べれているんだと改めて知ることができた日でした。
きっと今年の夏食べるぶしゅかんは、ひと味もふた味も違う味に感じるんだろうなぁ…