2 周辺の競合物件はどんなものが多いか等を調査します。
調査する方法は、3つあります。
① インターネットを活用
② 現地を見る
③ 業者に聞く
① インターネットを活用する方法
物件所在地が位置する地域の賃貸物件を、自分が借りるつもりになってインターネットで検索します。
検索結果で表示された物件がそのまま、競合物件となります。
「間取り、築年数、設備、駐車可能台数 等の諸条件」と「家賃」の関係から、地域の相場を把握・評価します。
② 現地を見る方法
物件所在地から半径2km以内を基準に、多い施設を把握して地域の特性を知ったり、周辺の賃貸物件の数や空室状況を確認して、賃貸のニーズを把握・評価します。
③ 業者に聞く方法
例えば、「この地域で、築〇年で間取りが〇DKで、駐車場〇台の物件で賃貸に出した場合、〇万円だと入居者がつきますか?」といった質問を投げかけたりする方法があります。
ここで一つ注意を要することがあります。業者はボランティアではありませんので、一方的に自分が聞きたい事だけ聞いて去ってしまうのではなく、賃貸で募集する時はその業者に客付けをお願いする等の配慮が必要です。
そして、市場価値を評価することで、空き家の再生方針を決定します。
これが、STEP1の情報(調査)で行う内容です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回では、予算の決め方についてご紹介します。