こんにちは。
空き家担当の土居です。
今回は、雨天時に床下が濡れていることを発見した場合の調査・対処要領について一例をご紹介します。
手順は以下の通りです。
1 水が溜まっている場所を特定する。
2 水の侵入口を捜索する。
3 水源の深さを計測する。
4 浸水の原因を考える。
どこが水源となって、周囲に影響を及ぼしているのか、場所を特定する。
① 水源と予想した位置を掘削する。
・ 基礎に影響が出ないよう近辺は掘削しない。
・ 周囲に水道管等の配管が通っていないか確認する。
① 水が水源に侵入している深さを図る。
② 水源に水が侵入している高さ(深さ)から、水の侵入経路を予想する。
① 水道管の破損による漏水か
② 建物周辺の雨水・汚水の排水不良(クラック等が起因)による漏水か
③ 基礎の下が、帯水層あるいは雨水の流れ道となっているか
調査結果をもとに、対策を講じます。上記①~③の場合の対処要領として、例えば、
① 水道管の漏水場所を特定して対処するか、調査(特定)せずに水道管を全て取り換える。
② クラック等を補修(防水セメント・防水モルタル)する。
③ 外部に桝を作り、そこに水が集まるようにする。
床下の浸水調査については以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。