四万十市地域おこし協力隊四万十市地域おこし協力隊

富山こんまい梅の里祭りにて、「ピザづくり」の体験をしてもらいました

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2月23日(日)大用地区で、こんまい梅の里祭りが行われました。

後川地区の隊員、高木さんのお陰で、この地区では初の「ピザづくり」

を体験してもらう事ができました。

ドラム缶を加工して作ったピザ窯と髙木隊員 バッチリ決まっています

 

トッピングは、ベーコン、ツナ、シーフード、パプリカ、

ブロッコリー、コーン、玉ねぎと、いろんな種類があったので、

個性あふれるピザが、たくさん焼き上がりました

 

窯で焼いたピザは、裏までカリカリに焼けて、美味しかった~

との感想を、たくさん頂きました

 

 

お祭=食の準備=女性の役割、というのが、今までの常識でしたが

~たまには女性陣にも、ゆっくりお祭りを楽しんで欲しい~

との優しさから、高木隊員が地元のお祭りで披露したことが

今回の機会に繋がりました

 

大きなドラム缶を運んだり、薪で窯の温度を管理して

熱々の鉄板、鉄皿を出し入れする姿は、本当に頼もしく

カッコ良かったです!

 

「男の料理」を、地元のお祭りで!なんて流れが

これを機にうまれたら、嬉しい(^^♪

大川筋地域 集落活動センター準備委員会 始動!!

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後川・大川筋地域担当の高木です、寒さが幾分ゆるんで 春を感じる陽気の日も増えてきました。いかがお過ごしですか?

今回はブログは大川筋地域で話し合いが進められている『集落活動センター』のお話です。

なんだそりゃ?という方のためにざっくり説明すると…↓

「集落活動センター」とは、地域住民の皆さまが主体となって、地域外からの人材も受け入れながら、旧小学校や集会所などを拠点に、それぞれの地域の課題やニーズに応じて、生活、福祉、産業、防災といった様々な活動に総合的に取り組む仕組みです。

中山間地域では、高齢化の進行や人口の減少に伴う地域活動の担い手不足、買い物や移動手段といった生活面での不安、農林水産業を担う人材の不足など、さまざまな課題に直面しています。その一方で、集落への「愛着」や「誇り」を感じながら「今後もここに住み続けたい」という想いを持つ地域住民の皆さまがおられます。

住民の皆さまの強い想いを実現するために、地域が抱える課題を解決する手段として、高知県では、「集落活動センターを核とした集落維持の仕組みづくり」を 推進しています。わたしたちのふるさと高知を次世代に繋いでいくために、まずは身近な方々との話し合いから始めてみませんか。(高知県中山間振興・交通部 中山間地域対策課HPより抜粋)

 

というものです(笑)ちなみに現在までに立ち上がっている地域はというと…↓の画像にある地域で元気に活動してます!!

 

各センターとも様々な特色ある活動に取り組んでいます、さらに詳しく知りたい方はリンクを参照してください!!

https://www.eitoko.jp/about/ ←(高知県中山間振興・交通部 中山間地域対策課HP )

 

いよいよ自分の担当地域でも設立に向けた話し合いが本格化してきそうな、こなさそうな…(笑)

 

 

まだどんな内容の活動に取り組むか等の具体的な話はこれからですが、地域が地域による地域のための共通の目的に向かって一丸となるのは何だかワクワクしてきますね!引き続き進捗等の続報はここでアップしていきますのでお楽しみに♪

 

もうすぐ四万十市にも本格的な春がやってきます、新型肺炎やインフルエンザも油断できません!冬に硬くなった身体を少しずつほぐしながら春が芽吹いてくるのを待ちましょう、ではまた!!

 

 

 

小さな屋台村~郷~

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黒潮町の集落活動センター北郷(旧北郷小学校)で、
隔月に一度、開催されているお祭りのような
イベントにお邪魔してきました

 

山道を抜けると、大きな建物の灯りが見えてきます

 

 

中に入ると、色んな種類の「おかず」がカウンターに並び
好きなものを選んでトレイに載せ、レジにて支払い、
好きな場所に座って食べることも持ち帰る事もできます

ビールはもちろん、たこ焼き、焼きそば、おでん、揚げ物など、温かいものも、食べられます

 

作る作業が終われば、厨房に入っていた女性たちも、
ビールや料理片手に、宴の輪に加わり、お酒が回ると、カラオケも始まって、盛り上がっていきます

 

買い物代行からスタートした日用品売り場のコーナーもあり、
町から少し離れた地域での拠点づくりとして、参考になりました

ドラム缶で炭焼き!パート2

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後川・大川筋地域担当の高木です!あっという間に年末ですねー...早いものです。いかがお過ごしですか?

今年最後の更新はドラム缶炭窯の続報です!夏から準備を進め、ちょっとずつ勉強もしつつ この間やっと窯出しをしました!

市内の皆さんに呼び掛けて提供していただいたあの木です!(だいぶ時間が経ってしまいスミマセンm(__)m)

今回は楢の木を窯いっぱいに詰め、試験運転!時間の都合上 炭化行程の途中で窯止めせざるを得ませんでしたがそれでも約1㎏程度は集炭出来ました。窯の下の方は炭化しきっておらず根燃えとなってしまいましたが、この根燃えがかなり有用!炭と薪の良いとこ取りのような優れた燃料として使えます!薪ストーブでも風呂焚きでもOKです!(四万十市の一部地域には薪風呂の家もまだ少なからずあります)

 

火入れ~炭化行程

  

 

窯止め~焼き上がり

     

 

窯出し~ドヤ笑顔(笑)

 

 

とまあこんな感じで今後もボチボチやっていきます!

とりあえず目標は行程をしっかりこなし、5kg程度の集炭を目指します!飾り炭や竹炭なども焼いてみたいし まだまだこれからです!

来年以降も引き続きアップしていきますので応援よろしくお願いします!

暮れも差し迫り、皆さん大変お忙しいでしょうが今年も残すところあと少し!無事に乗り切り良い正月を迎えましょうね!

少し早いですが、本年も大変お世話になりましたm(__)m

来年もよろしくお願いいたします!ではまた、2020年に!

 

 

 

 

 

 

秋祭り!ドラム缶でピザ焼き♪ 

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後川・大川筋地域担当の髙木です!朝晩はめっきり寒くなって、冬の足音も聞こえてきました。

いかがお過ごしですか?今回のブログは私の住んでいる地域の秋祭りに関するものですが、何だかお祭りのお話ばかりなので一部をピックアップしていこうと思います。恒例の地区のお祭りですが 今年は様子が少し違います『秋祭り実行委員アンダー55の会』なるものを組織して、その名の通り55歳以下という比較的若い世代のみで秋祭りを運営していくことになりました。

そうなった経緯はここでは敢えて書きませんが『まあ世代交代や地域の伝統行事の継承をぼちぼち考えていこうや』みたいな事です(笑)

目玉となったのは何と言ってもドラム缶窯のピザ焼きでした『またドラム缶かよ...』と思われるかも知れませんが、ドラム缶って有用なんですよ(笑)写真にある通り構造は非常にシンプルで上下2か所に開口部を作り、鉄筋棒を通すための穴を開けているだけです!そこに鉄筋棒を通し鉄板や網を置けば完成!下の焚口で火を焚くのですが、ピザを焼く時のポイントは直火が食材に当たらないようにする事です。

  

こんな感じで焼いていきます、市販の冷凍生地を使ったので5分位で焼きあがります!

トッピング等は合いそうなものは何でもいいと思います、今回はコーンやツナ、ソーセージや地物のオクラなどでした。

     

トッピングは地域の子供たちに中心になってやってもらいました!みんな楽しみながらキレイに盛ってくれました、オクラの緑・ソーセージのピンク・コーンの黄色がいい感じですね!

地域では初の試みだったピザもそれなりに好評をいただけました!今回使用した窯は借り物だったのですが、数人の方が『こんな感じでできるなら窯を作るか!』なんて言ってたので来年は自前の窯で出来るかもですね。イベント時にも使いやすく、意外と簡単なので皆さんもいかがですか?

2019年も残り2か月を切り、季節もまた一歩厳しい冬に近づいてます。

自分の周りでも体調を崩す人が目立ってきました、油断せず暖かくして過ごしてくださいね!ではまた!!

 

 

 

 

 

お神輿の世代交代~集落の「まつり文化」を次に繋ぐ

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富山地区担当の佐倉です。

9月6日に、新しい神輿が大用地区の神社に奉納されました。

まずは本体だけが、高い山の上の神社に鎮座しました。

それまで、大切に引き継がれてきた神輿も

凛とした美しさがあります。

代々、集落の人々に担がれてきた神輿・・・

これからも、この集落の暮らしを見守ってくれることでしょう。

新しい神輿に、たくさんの飾りがつき

さらに華やかに!

完成形は、11月3日のお祭りで!お楽しみに。

 

2019年 夏~初秋。祭り特集!

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後川・大川筋地域担当の高木です、幾分涼しくなってきましたね!四万十市に来て2度目の夏は天候不順ばかりであっと言う間に終わってしまったような気がしています。いかがお過ごしですか?

今回のブログでは各地域で行われたお祭り総集編!なんだかんだ言ってやっぱりにぎやかな夏でした。

まずは『後川中学校・ライトアップ』の様子です、無料の飲食の提供があったり 児童による様々なパフォーマンスが行われたり!空き瓶や使わなくなったコップなどを利用したろうそくキャンドルの光の中、地域のみんなで楽しみました。

次は『大川筋夏祭り』です!今年は会場を中学校から保育所に移してコンパクトに開催されました。ゲームや飲食の販売も充実。

どんどん行きます!最後は若藤地区の『虫送り』です!農家さんの風習ですが、米作り時に影で働いてくれた虫を労ったり やむを得ず殺生してしまった虫を弔ったりして感謝して送る行事です。

いかがですか?決して派手な祭りやイベントではありませんがどれも地域に根付いた温かみのあるものばかりです。また来年の夏もこうした行事が変わらず行えるように僕もお手伝いさせて頂きます!秋の深まりも日に日に実感できるようになってきました。

長雨や台風などに注意しないといけない季節ですね!用心しつつ元気に過ごしましょう、ではまた。

 

 

バラのドライフラワー実験(失敗の実)

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大宮地区の岡林です。

大宮下組にある藤の瀬バラ園で6月末からバラを切って管理しています。

一部は人生初のドライフラワー制作実験しています。

なぜ”実験”かというと、、、正攻法で作っていないからです!

めんどくさがりなもので、ええ、、、

逆さに置いたり、コップに立てたり、網の上に載せただけだったりとしました。

やはり失敗!!

上向きに乾燥させると花弁が開いて立体感がなくなることを学習しました。

王道の下向きに吊るすのがいいのかもしれません。

バラを黄色くさせるのもかなり時間がかかるなと。

つい最近、ドライフラワー用シリカゲル(乾燥剤)を用いて作ってみました。

途中まではいい感じに乾燥していたのですが・・・失敗しました。

密閉容器で封をしなかったのが理由でした。

途中で乾燥剤の効果が切れて湿気を吸い始めていたのです。

次は電子レンジとシリカゲルを併せて、バラのドライフラワー体験ができそうか試してみようと思います。

いずれは、、、バラ園の体験メニューになることを目指して。

 

休校中の小学校を事務所にしています

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富山地区担当の佐倉です。

協力隊事務所として、休校になった小学校の職員室を使っていますが、内装が木で、とても素敵な学校なので、きれいに掃除して、外の緑を見ながら仕事をしています。

普段使っていない部屋は、どうしても空気がこもってしまうので、到着したら、まず学校全体の換気をしています。窓は対角に開けると効率良く空気が流れるので、低い位置と高い位置、手前と奥の部屋の窓を開けます。

自然豊かな場所にあるので、外の窓を開けると、虫が入ってしまいます。なので、開けるのは、網戸のあるトイレの窓や、換気効果の高い位置の窓に絞り、廊下側の出入り口、窓は、しっかり開けるようにしていたら、空気がきれいになった気がします。

廊下写真

建築士なので、今の環境はどうなのか?つい、数字で計測したくなります

いつも、温度と湿度を確認して、外からの熱の出入りを調べるため、窓や壁の表面温度を測り、電気に頼らず、快適な環境をつくる工夫を、自宅でも試みています。

 

写真は、右から、表面温度計測器、電磁波計測器、電気使用量計測器、24時間オンオフタイマー

まずは、知ることからスタートです。

7月より着任しました 佐倉です

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富山地区担当の佐倉です。この7月に着任しました。

私が暮らしている地域は、棚田や段々畑に囲まれ、多くの人が、米や野菜を自分で作っています。初めは、その美しさに、ただ感動しましたが、実際に暮らしてみると、この環境を維持するためには、草刈りや日々の農作業など、多くの手間と労力が掛けられている事が分かりました。

朝晩の温度差や豊かな水のおかげで、本当に美味しい米や野菜となります。

何でも自分たちでやることが習慣となり、それが残っていることにも感動します。

 

夏の大祓いは、地域ごとに 住んでいる人たちが、事前に神社の周りをきれいにして、当日の設えも、自分たちで、やります。神主さんが大祓いの祝詞をあげるなか、外では炭火で鮎を焼き、美味しそうな香りが ただよっていました。この自由さも、素敵です。

天神橋 土曜夜市!

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後川・大川筋地域担当の高木です、7月の13・20日と2週にわたり天神橋商店街で開催された『天神橋 土曜夜市』のお手伝いをさせていただきました。両日とも雨、雨、雨…と天候はイマイチでしたが沢山の方に来場していただきました!

さまざまな出店やゲームコーナー、アームレスリング大会や書道パフォーマンス、HIP-HOPダンスやフリーライブ等

盛りだくさんな内容でした。自身は会場の準備や設営・撤収作業はもちろんですが、交通整理員を任され 来場者の方々の安全確保に努めておりました!写真で当日の様子を少しご紹介いたします。

 

 

まだ混雑する前の写真しか撮れなかったですが、雰囲気は伝わるでしょうか?これからもこんな元気なイベントをずっと続けていけるといいですね!梅雨もようやく終わり暑い夏がやってきます。まだ暑さに慣れていないので無理は厳禁! 体調にはくれぐれも気を付けて元気に夏を迎えましょう!ではまた!!

 

お世話になりました。

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富山地区担当の原田です。

ついに今月いっぱいで協力隊を卒業することとなりました。

3年前のこの時期、とんころとんころ関東から僅かな荷物を積んだ軽自動車で、ペットのカメと一緒に四万十入りしたのが昨日のことのように思い出されます。

到着した翌日、カメが逃げ出してご近所中が心配して探してくれたことをいまだに笑い話にされています。

 

都会にいたころと比べたら非日常の日々を過ごしてきました。

キャラの濃いご近所さん、朝も晩もずっと聞こえてくる川のせせらぎと鳥の声、季節ごとにやってくる新鮮な旬の食材、生活インフラを自らの手で維持管理する集落コミュニティ。

色々と鍛えられ、豊かになった気がします。

いつの間にか郷土料理も少しは作れるようになり、魚も捌けるようになり、火おこしもスムーズに、鳥の見分けもすこーしだけ・・・。

 

田舎で暮らしたらやりたいと思っていた色々なことにも挑戦させて頂きました。

 

2年連続で行なった稲作は、「お金をかけず身の程に合ったやり方で」をモットーに薬は使わず、機械は最小限でやり通しました。

このときが一番地域の皆さんに感心されたと感じました。

除草剤を撒かない代わりに朝夕と草引きをして、肉食の昆虫や水棲生物をなるべくのこし、水の温度に気をかけ、ケチケチと手間をかけて作ってみました。

結果、他の田んぼに劣らない収穫率だったことがご近所さんには驚きだったようです。

「自然農や有機栽培で出来るに越したことはない」という持論ですが、これが出来たのは借りた田んぼが小さかったからで、減っていく人数で広い農地を維持するには大変な労力が人々の暮らしにのしかかるということも身を持って学びました。

都会の人が抱く田舎への理想、田舎の人が抱く都会への理想、その両方をこの3年間で学びました。

 

稲作の話は個人のブログで紹介しているので気になる方はこちら。「ちいさな木こりのおすそ分け米」

このページは任期後のナリワイの手段の1つとして立ち上げたページです。

任期後もこの地で~という心づもりで意気込んでおりましたが、良縁に恵まれ県内での引っ越しをすることとなりました。

山から山への移動になるので、この3年で身に付けたことを糧にこれからも高知でお世話になります。

地域の皆さんからは後ろ髪をひかれる言葉をかけて頂きながらも、高知での実家と思ってたまにはかえって来いよと温かな送り出しの声も頂きました。

 

ありがとうございます。

 

このブログでの更新も最後となりました。

自分の興味のある内容ばかりを更新し、地域の人の登場が少なかったかな~とも思いましたが、読んでくださっている方がいて嬉しく思います。

 

最後は住んでいた大屋敷での送別会の写真です。

「お前はサナボリで歓迎会をしたから、サナボリでお別れ会だ!」

と言われ留守の間に日程が決まっていました。

さなぼりとは集落全員の田植えが終わったときに行う慰労会です。

なんだか稲作がらみの内容になってしまいました。